県外の大学へ進学する娘の一人暮らし。部屋が決まったら、次に考えなければならないのが、実家から新居まで荷物をどう運ぶかです。
「大学生だから荷物もそんなに多くないよね」
「親の車に積んで持っていけばいい?」
「段ボールは宅配便で送る?」
「それとも引っ越し業者を頼んだほうがいい?」
と迷っていませんか。
大学生の県外引っ越しは、すべての荷物を同じ方法で運ぶ必要はありません。
実家から持っていく物、宅配などで送る物、新居へ直接届けてもらう物、業者に任せる物に分けると、自分たちに合う方法を決めやすくなります。
特に県外では、載らなかった荷物を後日簡単に取りに戻ることができません。距離・荷物量・費用だけでなく、親の時間や体力も含めて考えていきましょう。
大学生が県外へ引っ越す方法は大きく4つ
まず、荷物を県外まで運ぶ方法を整理します。
① 親の車で荷物を運ぶ
実家から持っていく荷物が少なく、自家用車に無理なく収まるなら候補になります。
娘と一緒に新居へ移動できる一方、県外なら高速料金やガソリン代、長距離運転の負担もあります。
何より、荷物が一度で載りきるかを確認しておくことが大切です。
② 段ボールなどを宅配便で送る
衣類や本、生活用品などを段ボールにまとめて送る方法です。
親の車にすべて積む必要がなくなるため、荷物量を調整しやすくなります。
③ 家具家電を新居へ直接配送する
新生活のために購入する冷蔵庫や洗濯機、ベッド、家具などは、実家を経由させず新居へ直接届けてもらう方法があります。
実家から運ぶ荷物そのものを減らせるのがポイントです。
④ 引っ越し業者にまとめて頼む
荷物が多い場合や、大きな物を運ぶ場合、県外までの自力運搬が負担になる場合は候補になります。
大学生の一人暮らしだからといって、「荷物が少ないから業者は必要ない」と最初から決める必要はありません。
まず「何を県外まで持っていくか」を決めよう
運び方を決める前に、実家にある物をすべて運ぶ前提を外してみましょう。
実家から持っていく物
衣類、靴、本、パソコン、身の回り品など、すでに持っていて新居でも使う物です。
まずは実家から持っていく物を決めると、必要な運搬量が見えてきます。
新居で買う物
一人暮らし用に新しく購入する家具家電などは、実家から運ぶ荷物とは分けて考えます。
「新生活で使う物=すべて実家から運ぶ物」ではありません。
新居へ直接届けられる物は直接配送する
新しく購入する物を実家へ届けてもらい、そこから県外へ運ぶと二度手間になります。
購入時に新居への配送が可能か確認しておけば、実家から運ぶ荷物を減らせます。
荷物を4つに分けると引っ越し方法を決めやすい
実際に荷物が見えてきたら、次の4つに振り分けてみます。
① 親の車で運ぶ物
衣類や身の回り品、到着した日にすぐ使いたい物など、自家用車で無理なく運べる物です。
② 宅配などで送る物
段ボールにまとめられ、手元になくても移動中に困らない物です。
③ 新居へ直接配送する物
新しく購入する家具家電などです。
④ 業者に任せる物
大きい物、重い物、車に載せにくい物など、家族で運ぶ負担が大きい荷物です。
このように分ければ、「全部を親の車」か「全部を業者」の二択にする必要がないことが分かります。
荷物が少ないなら親の車だけで県外へ引っ越せる?
自家用車に無理なく載るなら候補になる
衣類や身の回り品が中心で、自家用車に一度で載せられるなら、親の車だけで運べる場合があります。
ただし、「大学生だから荷物は少ないはず」と考えるのではなく、実際の荷物量で判断しましょう。
荷物が載りきるかを先に確認する
引っ越し当日になって「思ったより載らない」と気づくと、県外では対応が難しくなります。
大きな荷物があるならサイズを確認し、段ボールも含めて車に無理なく収まるかを事前に見ておきましょう。
県外なら何往復もする前提にしない
近距離なら残った荷物を後日運ぶこともできますが、県外では高速料金やガソリン代、移動時間もかかります。
一度で運べないなら、配送や業者など別の方法を組み合わせるほうが現実的な場合があります。
県外なら宅配便と直接配送を組み合わせる方法もある
親の車だけで運ぶのが難しくても、すぐに「全部業者へ頼む」と考える必要はありません。
段ボール類だけ送る
衣類や本、生活用品などを配送すれば、親の車に積む荷物を減らせます。
車には本人の移動に必要な物や、到着後すぐ使う物を優先して載せることができます。
新しく買う家具家電は新居へ直接届けてもらう
冷蔵庫や洗濯機などを新しく購入するなら、最初から新居へ届けてもらえば、親が県外まで運ぶ必要はありません。
大学進学を機に新しく揃える物が多い家庭ほど使いやすい考え方です。
本人と親は必要最低限の荷物だけ持って移動する
引っ越し当日に使う物は手元に残し、急がない物は配送する方法もあります。
荷物をすべて車に積もうとせず、いつ必要な物なのかも考えて分けると整理しやすくなります。
大型家具家電があるなら家族だけで無理に運ばない
冷蔵庫や洗濯機は段ボールとは別に考える
大型家具家電は、車に載せられるかだけでは判断できません。
搬出、積み込み、長距離運搬、新居への搬入まで必要になります。
破損・ケガ・新居を傷つけるリスクも考える
重い物や大きな物を無理に家族だけで運べば、ケガをしたり、家具家電を壊したり、新居の床や壁を傷つけたりする可能性があります。
費用だけでなく、安全に運べるかも判断材料にしましょう。
大型家具家電だけ業者へ頼む方法もある
小さい荷物は親の車や配送で運び、大型の物だけ業者へ任せる方法もあります。
すべて自力で運ぶ必要も、すべてを業者へ任せる必要もありません。
県外なら「親の車が一番安い」とは限らない
高速代とガソリン代がかかる
親の車なら業者料金はかかりませんが、高速料金やガソリン代などの実費は発生します。
そのため、業者料金だけを見て比較しないことが大切です。
レンタカーなら車両代も必要になる
自家用車に荷物が載らず、より大きな車を借りるなら、レンタカー代も必要です。
さらに燃料代や高速料金なども含めて考えます。
何往復するかで費用は変わる
一度で運べる場合と、県外を複数回往復する場合では、かかる費用も大きく変わります。
「自分たちで運ぶ」という方法を選ぶなら、何往復必要なのかまで確認しましょう。
親の時間と体力も含めて考える
県外への長距離運転や荷物の積み下ろしには、時間も体力も必要です。
仕事や自宅に残る家族の予定もあるなら、現金の支出が少ない方法が、親にとって一番負担の少ない方法とは限りません。
こんな場合は引っ越し業者も比較してみる
次のような場合は、自力だけで決めず、引っ越し業者も比較対象に入れてみましょう。
- 実家から新居までの距離が長い
- 自家用車に荷物が載りきらない
- 大型家具家電も運ぶ必要がある
- 親が引っ越し作業に使える時間が少ない
- 自力で運ぶか迷っている
ここで業者に決める必要はありません。
自分たちで運ぶ場合と比べるための選択肢の一つとして考えれば十分です。
県外への引っ越し方法は「費用・手間・荷物量」で比べよう
それぞれの方法を整理すると、次のように考えられます。
| 方法 | 向いているケース | 親の主な負担 |
|---|---|---|
| 親の車 | 荷物が少なく一度で載せられる | 長距離運転、高速代、ガソリン代 |
| 宅配+直接配送 | 新しく買う家具家電が多く、実家からの荷物を減らせる | 配送手配、荷物の受け取り |
| 一部だけ業者 | 小さい荷物は運べるが、大型物は難しい | 自力運搬と業者手配の両方 |
| 全部業者 | 距離や荷物量が多く、自力作業の負担が大きい | 業者費用、荷造りなど |
どの方法が合うかは、距離や荷物量、利用するサービスなどによって変わります。
大切なのは、費用だけではなく、親子の手間や時間まで含めて比べることです。
迷ったら自力と業者の両方を比べて決める
まず自分たちで運ぶ場合を整理する
親の車やレンタカーを使うなら、
- 高速料金
- ガソリン代
- 必要ならレンタカー代
- 往復回数
- 親が使う時間
などを確認します。
業者を使った場合の金額も確認する
引っ越し業者の料金は、距離や荷物量、時期などによって変わります。
一般的な相場だけではなく、自分たちの条件でどのくらいになるのか確認して比較します。
金額差と負担差を比べて決める
両方を比べた結果、
「一度で車に載るし、この金額差なら自分たちで運ぼう」
でも構いません。
反対に、
「県外まで運ぶ時間と体力を考えると、この差なら業者に頼もう」
という判断でも構いません。
自分たちの荷物量・距離・費用・親の負担を並べて、納得できる方法を選ぶことが大切です。
まとめ|大学生の県外引っ越しは「全部同じ方法で運ばない」で考えよう
県外の大学へ進学するからといって、すべての荷物を親の車で運ぶ必要も、すべてを引っ越し業者へ頼む必要もありません。
まず荷物を、
- 親の車で運ぶ物
- 宅配などで送る物
- 新居へ直接配送する物
- 業者へ任せる物
に分けてみましょう。
そのうえで、距離・荷物量・費用・親の時間や体力を比べます。
「衣類や身の回り品は車、段ボールは配送、新しく買う家具家電は新居へ直接配送。運びにくい物だけ業者も比較する」
というように、荷物ごとに運び方を組み合わせれば、自分たちに合った県外への引っ越し方法を決めやすくなります。

コメント