県外の大学へ進学する娘の引っ越し。
衣類や段ボール、小物類なら、
「親の車で運べそう」
と考えている家庭もあるでしょう。
でも、冷蔵庫や洗濯機、ベッド、マットレスなどを見ると、
「さすがにこれまで家族だけで運ぶのは大変そう」
となります。
そこで気になるのが、
「全部を引っ越し業者に頼まなくても、大型家具や家電だけ運んでもらえる?」
ということです。
大型家具・家電だけを業者へ依頼することは可能です。
衣類や段ボールなど自分たちで運べる物は親の車で運び、冷蔵庫や洗濯機など難しい物だけを任せる方法があります。
ただし、大型家具だけ頼む方法が必ず一番安いとは限りません。
県外への移動にかかる高速料金やガソリン代、家族の時間や体力まで含めると、荷物を全部まとめて頼む場合との差が小さくなることもあります。
大型家具だけ頼む場合と、全部を頼む場合の両方を比べながら、自分たちに合う方法を考えていきましょう。
引っ越しは大型家具・家電だけでも業者に頼める
小さい荷物は自分で運び、大型家具だけ頼んでもいい
引っ越しは、すべての荷物を同じ方法で運ぶ必要はありません。
たとえば、
- 衣類
- 本
- 日用品
- 段ボール
などは親の車で運び、
- 冷蔵庫
- 洗濯機
- ベッド
- マットレス
- 大きな棚
など、自分たちでは運びにくい物だけを任せることもできます。
「全部自力」か「全部業者」かの二択ではありません。
自分たちで無理なく運べる物と、プロへ任せたい物を分けて考えられます。
大型家具だけを頼む方法はいくつかある
大型家具・家電だけを運んでもらう方法としては、
- 引っ越し業者へ大型荷物だけ依頼する
- 大型家具・家電に対応した配送サービスを利用する
- 新しく購入する家具家電は新居へ直接配送してもらう
といった選択肢があります。
どの荷物に対応できるか、搬出・搬入をどこまで任せられるかなどはサービスによって異なります。
まずは、何を実家から新居へ運びたいのかを整理してから、対応できる方法を確認しましょう。
大型家具だけ頼むなら、何を業者へ任せる?
大型家具だけ任せる場合は、
「家族で運べるか」
だけでなく、
「無理なく安全に運べるか」
を基準に切り分けます。
冷蔵庫
冷蔵庫は重く、大きく、持ちにくい家電です。
実家から出すだけでなく、車への積み込み、新居での荷降ろし、室内への搬入まで必要になります。
階段や狭い廊下などがある場合は、さらに負担が大きくなります。
自分たちで安全に運ぶことに不安があるなら、業者へ任せる候補になります。
洗濯機
洗濯機も重量があるうえ、運ぶ前後には給排水などの確認が必要になります。
搬出・運搬だけでなく、新居で使える状態にするところまで考えると、
「ここだけは任せたい」
となる家庭もあるでしょう。
設置などをどこまで対応してもらえるかは、依頼するサービスに確認しておきます。
ベッド・マットレス
ベッドやマットレスは、重さだけでなく大きさが問題になります。
- 玄関
- 廊下
- 階段
- エレベーター
- 曲がり角
などを通せるか確認が必要です。
家族で持てても、車に載らない、新居へ搬入しにくいという場合は、任せたほうが負担を減らせることがあります。
大きな棚・机など
棚や机なども、
「持ち上げられるから大丈夫」
だけでは判断できません。
大きな家具を運ぶときは、家具そのものだけでなく、壁や床、ドア、共用部分などへぶつけないように運ぶ必要があります。
新居を傷つけることまで心配なら、プロへ任せる候補に入れて考えましょう。
大型家具だけの引っ越し料金は何で決まる?
「大型家具だけなら、いくらくらい?」
と気になるところですが、料金は荷物や距離、作業条件などによって変わります。
一律の金額ではなく、主にどんな条件で変わるのかを確認しておきましょう。
荷物の数と大きさ
冷蔵庫1台だけを運ぶ場合と、
冷蔵庫・洗濯機・ベッドをまとめて運ぶ場合とでは条件が変わります。
同じ「大型家具のみ」でも、何を何点運ぶのかによって料金は異なります。
移動距離
実家の近くへ運ぶ場合と、県外の新居まで運ぶ場合では条件が違います。
今回のような県外への引っ越しでは、
「大型家具だけだから安いはず」
と決めつけないことが大切です。
階段・エレベーター・搬入条件
新居や実家の状況も確認されます。
たとえば、
- 階段での搬出入が必要
- エレベーターがない
- 廊下や玄関が狭い
- 通常の搬入が難しい
といった場合は、必要な作業が増える可能性があります。
引っ越しする時期
引っ越しが集中しやすい時期は、料金や予約状況が通常と異なることがあります。
娘の大学進学に合わせる場合は希望日が限られることもあるため、料金だけでなく利用できる日も確認しておきましょう。
具体的な料金は、荷物の内容・距離・時期・サービスなどによって変わります。
実際の条件を伝えて確認するのが確実です。
大型家具だけ頼む場合と全部頼む場合、どちらが安い?
大型家具だけを頼めば、業者へ任せる荷物が減るため、
「全部頼むより安そう」
と考えやすいでしょう。
ただし、業者へ支払う金額だけで比べると、自分たちで運ぶ部分の費用が抜けてしまいます。
大型家具だけ頼む場合
たとえば、
衣類・段ボール・小物
→ 親の車
冷蔵庫・洗濯機・ベッド
→ 業者
という形です。
自分たちで運べる物を任せないため、業者への依頼量を減らせます。
一方で、小さい荷物を自分たちで運ぶには、
- 高速料金
- ガソリン代
- 車への積み込み
- 新居での荷降ろし
- 移動時間
- 家族の体力
などが必要です。
全部業者へ頼む場合
大型家具だけでなく、衣類や段ボールなどもまとめて任せます。
依頼する荷物量は増えますが、自分たちで搬出・積み込み・運搬する作業は減ります。
特に県外の場合は、家族の移動負担を大きく減らせる可能性があります。
県外なら「親の車で運ぶ費用」まで含めて比べる
ここは忘れずに確認しておきたいところです。
大型家具だけを業者へ頼み、小さい荷物を親の車で運ぶなら、
- 高速料金
- ガソリン代
- 往復回数
- 必要なら宿泊費
- レンタカーを使う場合の費用
なども自力部分の費用になります。
そのため、
「大型家具だけの業者料金」
と
「全部頼んだ場合の業者料金」
だけを比べるのではなく、
大型家具だけの依頼料金+自分たちで運ぶ費用
と
全部まとめて依頼する料金
で比べるのがポイントです。
大型家具を自分たちで運ぶ前に考えたいこと
費用を抑えるため、
「冷蔵庫くらいなら家族で運べないかな」
と思うこともあるでしょう。
ただし、大型家具・家電は、持ち上げられるかだけで決めないほうが安心です。
持てるかではなく、安全に運べるか
確認したいのは、
実家から持ち上げられるかだけではありません。
搬出し、車へ積み、新居まで運び、荷降ろしして室内へ入れるところまで無理なくできるかを考えます。
階段や狭い通路がある場合は、さらに負担が大きくなります。
家具家電や新居を傷つける可能性も考える
大型物を運ぶときは、
- 家具家電を落とす
- 壁へぶつける
- 床を傷つける
- ドアや共用部分へぶつける
といったことにも注意が必要です。
引っ越し代を節約しても、家具家電の修理や買い直しが必要になれば負担が増えてしまいます。
親自身の身体的な負担も考える
冷蔵庫や洗濯機などを運ぶ場合は、家族の体力も判断材料です。
「頑張れば持てそう」
ではなく、
「県外への移動も含めて、家族が無理なく引っ越しを終えられるか」
で考えましょう。
費用を抑えることは大切ですが、無理をしてまで全部を自分たちで運ぶ必要はありません。
大型家具だけ業者へ頼むのが向いている家庭
大型家具だけを任せる方法は、次のような家庭では特に比較しやすい選択肢です。
大学生の一人暮らしで荷物が比較的少ない
家族全員の引っ越しほど荷物が多くなく、小さい荷物は自分たちで対応できそうな場合です。
段ボール類は親の車で運べる
衣類や本、日用品などは、一度の移動で無理なく運べる。
その一方で、大型物だけが自家用車では難しいという場合です。
冷蔵庫や洗濯機だけ自力では難しい
引っ越し全体を任せる必要性は感じないものの、
「大型物だけは家族でやりたくない」
という場合は、部分的に任せる方法と相性があります。
費用は抑えたいが、無理はしたくない
安さだけでなく、家族の体力や安全も重視したい場合です。
こうした条件なら、
自分たちで運べる物+大型家具だけ業者
という方法を一度比較してみる価値があります。
反対に、全部まとめて業者へ頼んだほうがよいケース
大型家具だけを頼めるからといって、必ずその方法を選ぶ必要はありません。
次のような条件が重なる場合は、全部まとめて頼んだ場合も確認してみましょう。
県外で移動距離が長い
小さい荷物を自分たちで運ぶだけでも、高速料金やガソリン代、長距離運転が必要になります。
大型家具・家電が複数ある
大型物が何点もあるなら、業者へ任せる荷物そのものが増えます。
その場合は、段ボール類まで一緒に依頼した場合との差も確認したほうが判断しやすくなります。
親の車だけでは何往復も必要
県外を何度も往復することになれば、費用だけでなく時間と体力の負担も大きくなります。
引っ越しまで時間がない
自分たちで運ぶ準備や車の手配などを進める時間が十分に取れない場合は、まとめて任せる方法も候補になります。
家族だけで運ぶのが不安
大型物以外の荷物についても、
「この量を積み込んで県外まで運ぶのは大変そう」
と感じるなら、最初から大型家具だけに限定せず、全部を任せた場合も比べてみましょう。
大型家具だけ頼むか迷ったら、両方の料金を比べて決める
大型家具だけを頼めることが分かっても、
それが自分たちにとって一番よい方法かは、まだ分かりません。
比較したいのは、
大型家具だけを依頼した場合
と
荷物をまとめて依頼した場合
の両方です。
さらに、大型家具だけを依頼する場合は、
- 高速料金
- ガソリン代
- 必要ならレンタカー代
- 往復にかかる費用
など、自分たちで運ぶ部分の費用も加えます。
そのうえで、
「これだけ差があるなら、小さい荷物は自分たちで運ぼう」
と思えるなら、大型家具だけを頼む方法を選べます。
反対に、
「自分たちで運ぶ費用と負担まで入れると、全部頼んでも思ったほど差がない」
となるなら、まとめて任せる方法も選択肢です。
どちらが安いかは、荷物量や距離、時期、利用するサービスによって変わります。
「大型家具だけなら安いはず」と決めるのではなく、自分たちの条件で両方の金額を確認してから決めるのが分かりやすい方法です。
まとめ|大型家具だけプロに任せる方法もある
子どもの一人暮らしの引っ越しでは、
衣類や段ボールなどは自分たちで運び、冷蔵庫・洗濯機・ベッドなど大型家具・家電だけを業者へ任せる
という方法があります。
全部自力にする必要も、最初から全部を業者へ任せる必要もありません。
ただし、大型家具だけを頼む方法が必ず一番安いわけではありません。
特に県外への引っ越しでは、
- 高速料金
- ガソリン代
- 往復回数
- 家族の時間
- 家族の体力
など、自分たちで運ぶ部分の負担もあります。
まず、
自分たちで無理なく運べる物
と
プロへ任せたい大型家具・家電
を分ける。
そのうえで、
大型家具だけ頼んだ場合と、全部まとめて頼んだ場合の金額を比べる。
ここまで確認できれば、
「うちは小さい荷物は自分たちで、大型物だけ頼もう」
なのか、
「この差なら全部まとめて任せよう」
なのか、自分たちに合う方法を判断しやすくなります。

コメント